近年、子育てをしながら共働きをする世帯が増えています。
「男は仕事、女は家事」という古い考え方から、女性も社会に出て働く時代になってきています。
しかし実際は、物価が上がる中、女性も働かないと生活していけない家庭が多いのではないでしょうか。
女性も男性も働く中、家事・子育てが女性に偏ると「つらい」「しんどい」「きつい」と感じますよね……。
ワーママは、もっと尊敬されて、労わってもらうべきだと常々感じるよ。
そこで本記事では、共働きで子育てがつらい理由やつらさを軽減する方法を紹介していきます。
共働きがつらい4つの理由
共働きで子育てをするのが、「つらい」「しんどい」「きつい」と感じる理由を見ていきましょう。
時間が足りない
仕事と家事、子育てをすると、単純に時間が足りないです。
働きながら子育てをする人の1日のタイムスケジュール例を見てみましょう。
6:00~7:30 起床、朝食の準備、自分の準備、子どもの準備、家事
7:30~9:00 子どもを学校や保育園に送り出す、通勤
9:00~12:00 仕事
12:00~13:00 昼休憩
13:00~17:00 仕事
17:00~18:30 子どもを迎えに行く、夕食の買い物
18:30~20:00 夕食の準備、夕食
20:00~21:00 子どものお風呂や宿題を見る、明日の準備
21:00~23:00 子どもの寝かしつけ、家事、自分の時間
23:00~ 就寝準備、睡眠
仕事が終わって、子どもを保育園に迎えに行ってから、夕食・お風呂・明日の準備とずっとバタバタすることになります。
予定通りに進めば良いですが、子どもの年齢によっては、
「このご飯は食べたくない。」
「遊びたい。」
「お風呂に入りたくない。」
と一筋縄ではいかない場合が多いですよね。
自分の時間が取れないだけではなく、子どもとゆっくり過ごす時間さえ、取れないです。
仕事をしながら、家事・子育てをするお母さん、お父さんは息つく間もないので、大変だということがすごくよくわかります。
夫が家事・子育てに協力してくれない、ワンオペ育児
夫は仕事が終わって帰ってくると、
「携帯を見て、ゴロゴロしている。」
「ご飯を食べて、片付けない。」
「子どもの面倒を見ない。」
このように、夫が家事・子育てに協力してくれないと、お母さんの負担がすごく大きくなります。
よく子どもが1人増えたみたいだって、言われるよね。
近くに頼れる人がいない
近くに頼れる人がいるだけで、子育てしやすいですよね。
子育てをしていると、
- 子供が急に熱を出したけど、仕事を休めない
- 自分の体調が悪いのに子供の面倒を見なければいけない
- 買い物に行く間だけ子どもの面倒を見てほしい
このようなときがあります。
気軽に頼れる存在がすごく大切になってきます。
仕事で出世できない
仕事を頑張りたいのに、
- 子供のお迎えがあるから、残業できない
- 子供が急に熱を出したから、保育園に迎えに行かなければいけない
このように、仕事をしながら子育てをすると、仕事を早退しなければいけなかったり、仕事だけに集中することが難しいです。
「有給休暇がなくなったから、欠勤になってしまう。」という人が、たくさんいると思います。
男女平等になってきているとはいえ、子育てをしながら出世するのは、現状、難しい会社が多いですよね。
共働きで子育てがつらい時期
子供が大きくなると、手がかからなくなるので、共働きでも子育てがしやすくなります。
共働きで子育てをするのにつらい時期は、いつまでなのでしょうか?
子供の年齢に合わせた、大変さを紹介していきます。
0歳~3歳
子供が生まれたばかりのときは、授乳や夜泣きなどの不規則な生活リズムで、身体的にも精神的にもつらい時期です。
子供が1歳になると、歩き始め行動範囲が広がるので、常に見ている必要があります。
2歳、3歳になるとイヤイヤ期に入ります。
子どもは自我が芽生え始めますが、言葉で上手く伝えられない葛藤が生まれ、大きな声で泣くことが多いです。
親もイライラや不安を感じることが多く、親子間でのストレスが起こりやすいです。
保育園に預け始めると、
- 慣れるまでに時間がかかる
- 感染症にかかりやすくなる
- 行事の準備をしなければいけない
など、共働きで子育てをするには、不測の事態が起きたり、やらなければならないことが多いので、非常に大変です。
3歳~6歳
3歳、4歳になると、子どもとの会話が少しずつできるようになり、エネルギーが溢れ、運動能力も上がってきます。
好奇心旺盛なので、安全に過ごせるよう、しっかり見守る必要があります。
イヤイヤ期も終わり、少しずつ社会のルールについてわかってきます。
5歳、6歳になると、一人でできることが増えてきます。
文字の読み書きや数字を理解してくる子どももいます。
とはいえ、自宅ではまだまだ甘えたい時期なので、存分に甘えさせて愛情を与える必要があります。
0歳~3歳に比べてると身の回りのことに手はかからなくなります。
しかし、言葉での駆け引きが多くなり、体力がついてくるので、親も精神的にも身体的にも体力が必要になります。
6歳~12歳
小学生になると、学童を利用したり、友達と遊ぶため、小さいときに比べ、手がかからなくなってきます。
しかし、宿題を見たり、友達関係のサポートが必要になってきます。
また、長期休暇のときは、過ごし方を考えたり、昼食の準備しなければいけません。
さらに、小学生になると、自立心がより強まるので、親子間での衝突が起こるようになります。
「今やろうと思ってたのに!」
「うるさい、ばばあ!」
「きもい。」
このような言葉遣いが増えてくる場合もありますよね。
小学生は小さい頃とは違った大変さが、出てきます。
共働きが「つらい」と感じる具体的な声
クラウドワークスにて20代~60代の共働きで子育てをしている男女25名を対象に、「つらいと感じた瞬間」のアンケートをとりました。(調査期間は2023年9月7日~9月14日)
共働きで子育てをしている人が「つらい」と感じた瞬間は、以下の7つでした。
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
自分の時間が取れない
共働きで子育てをしている人がつらいと感じる瞬間として、1番多かったのが「自分の時間が取れないこと」でした。
💬40歳/女性/事務/
自分の時間が取れないこと。帰宅してから子供を寝かしつけるまで約2時間半しかなく、その間に、翌日の準備、夕飯の支度、入浴等を済ませなければならない。親が全部やってしまうのは簡単だが、そうすると子供のためにもならないので、子供に声掛けをするが、当然、遊びたいのでなかなかやらない。怒りたくなるけれども、起ると子供が泣くので、こちらもイライラしてしまい、疲れている中、子供の機嫌をとりながら物事を進めるのが辛い。
💬26歳/女性/会社員
中休憩がながいのですが、その間に家に帰って洗濯や夜ご飯をつくっておいたりするのがしんどいです。また、ご飯の材料がなかったら買いに行ってからやらないといけないので自分の休み時間がけずられることがつらいです。
💬41歳/男性/生活支援員
自分自身としては常に寝不足であることで2時間おきに起こされたりとか、胸が張って痛いとかいろいろあったり、思い通りにいかない、時間に追われることがあるのですべては自分の思い通りにならないことなので大変です。
💬29歳/女性/公務員
毎日朝4時に起きて、仕事に行き、18時過ぎに帰ってきてからずっと家事や子供の世話、0歳の寝かしつけまで終えて、やっと座るのが22時を過ぎてからという日々が1年続いた時、私の時間が一切なく、snsで友達が長期旅行や美容室に行っているのを見た時。
💬24歳/女性/会社員
子どもが熱を出した時に仕事を休まないといけなくなったり、仕事が終わった後に溜まった家事をしながら子供の世話もしないといけないため、自分の時間がほとんど持てず息をつく暇もないため、逃げ出したいと思ったことが何度もある。
仕事に家事、子育てで自分の時間が取れず、友人と遊ぶことはおろか、息をつく暇もないという人が多かったです。
仕事の休憩中でさえも、家事をしている人がいました。
自分のことを犠牲にして、子供のことに一生懸命なお母さん・お父さんが多いことがわかりました。
ワンオペになる
夫の仕事が忙しかったり、協力的ではないなどの理由があり、ワンオペで子育てするのがつらいという声がありました。
仕事して、1人で子育てして、つらくないわけがないよね。
💬36歳/女性/パート
主人は帰りが遅いので、ほぼワンオペのような状況になったときは辛いと思いました。
子供たちの保育園へのお迎え、学童へのお迎え、帰ってからの食事の準備、勉強の手伝い、お風呂の用意に洗濯‥家事と喧嘩する子どもたちにイライラし、私ばっかり‥と辛くなりました。
💬38歳/女性/保育士
仕事で疲れているのに子供が大泣きした時に「ちょっと本当に黙って」と夫の協力も得られずにほぼ3時間の睡眠で毎日仕事に行っていました。
💬38歳/女性/看護師
あたしの方が育児短時間勤務なので、保育園から迎えに行ってから全ての子供の世話、家事をひとりでしてることです。旦那は朝の保育園に連れて行く、お風呂掃除だけしています。旦那の帰りは早い方ではないので、ほぼ全てしています。
💬36歳/女性/パート
夫は夜勤勤務専門なので基本私が子育てをしています。自分が体調不良の時は本当に辛いです。辛くても子供のことはやらないと行けない、夫は無理しないで寝てなよと言うが仕事から帰ってきて疲れたオーラを出しながらくつろいで家事をやってくれるわけではないので溜まっていく洗濯物と洗い物。泣きながら洗い物をした事もあります。
💬38歳/女性/会社員
仕事が終わってクタクタでも、買い物してご飯の支度をしなければならないこと。夫の方が先に終わって家で寛いでいたときはハラワタが煮えくり返った。なんでこっちもフルで働いて残業までしてるのに、遅く終わった私が夕飯まで準備しなきゃいけないんだよ!と。しかもそのとき息子と家にいて、ただ私の帰りを待っていたのが、もう信じられなかった。自分が早く帰ったなら、息子の夕飯だけでも準備してほしいと強く思った。共働きだろうと、所詮夫にとって家事、育児は”手伝う”っていう感覚なんだなと、ことあるごとに思いしらされる。
仕事で疲れているのに、さらに1人で子育てをするのは、大変ですよね。
家事も育児も夫婦で協力していきたいですが、現実問題難しい場合や協力的ではない人もいます。
そしてやはり、ワンオペになるのはお母さんが多いです。
「お父さんは仕事で、お母さんが家事・子育て」という根深い考え方を変えるのは、難しいですね。
仕事に熱中できない
子供の急な発熱やお迎えの時間などにより、仕事を切り上げなければいけず熱中できないという声がありました。
💬32歳/女性/会社員
どうしてもどちらかが仕事を早く切り上げなければならず、家事をする女性が短時間勤務を強いられる。仕事したい願望があっても日本という国柄もあり男の人の方が好きに仕事ができている状況。また、子供が風邪を引いた時共働きであっても母親が迎えに行って当然という風潮は自分だけの力ではどうしようもない。
💬32歳/女性/不動産
営業時代はお迎えの時間があるため、あと少し頑張れば契約できそうなタイミングでも、翌日などに繰り越し、お客様がトーンダウンしていることがたまにありました。
こちらも時間を逆算して早めにアポをとりますが、なぜかお迎えはママの仕事感が強いです。
💬38歳/男性/フリーランス
保育園の迎えを夫婦どちらがいくのか、また行事等にいく際はどちらかが休まないといけない。さらに長期休みが合わず、盆休みや正月など実家に帰省することが難しい。家で子供と遊ぶ時間を作らなくてはいけないが、夫婦どちらも持ち帰り仕事をしているとどちらが妥協しなくてはならない。
💬32歳/女性/保育士
職務中に子どもの通う保育園から体調不良の電話がかかってきた際、お迎えには自分しか行くことができないこと。途中退勤することで、仕事に穴を空けてしまう罪悪感や、迷惑をかけてしまう申し訳なさを感じてしまう。子どものRSウィルスやインフルエンザなどの感染症だと体調不良がその日だけでなく、数日続くので欠勤する連絡をすることも辛いと感じていました。
💬38歳/女性/サービス業
1歳2ヶ月から保育園に通い始めた子どもが、毎月カゼを引くようになりました。コロナ禍に入っていたので、多少の咳や鼻水でも保育園に行かせにくく、近くに親族もいなかったので夫婦で交代で仕事を休んでいるのですが、それでも月に2日程度は休まなくてはならず、有給は使い切ってしまうし、急に休むことで同僚に面倒を掛けることがストレスです。
子育てしながら仕事を頑張りたい人でも、子供の急な発熱やお迎えなどで、子供を優先しなければいけない場面が出てきます。
子供のこととはいえ、何度も仕事を早退したり休むとなると、職場に申し訳ない気持ちが大きくなりますよね。
そんなこと気にしなくてもいい、世の中になってほしいね!
子供との時間が取れない
子供との時間が取れないという声もありました。
💬36歳/女性/パート
朝が夫婦共々、バタバタとしていて、ゆっくりと朝ごはんの準備が出来ない為、栄養のある朝ごはんを与えられていない。子どもとの時間をしっかり取れていない気がする。朝保育園に送って行く時も、バタバタしていて、お見送りがゆっくり出来ない。
💬38歳/女性/会社員
子供が保育園のとき、私も夫も残業で、保育園には夕食の提供を頼み、お迎えの時間が20:30とかになってしまった。うちの子が最後の1人で、息子に本当に申し訳ない気持ちになった。小学校に上がると、鍵っ子で、学童が終わる時間は早いので、家で1人で過ごす時間ができてしまうこと。
本当は子どもとゆっくりした時間を過ごしたいけれど、共働きで子育てをしていると時間がないので難しいです。
時間は限られているから仕方ないけれど、もどかしいよね。
夫婦の時間がない
💬32歳/女性/一般事務
夫婦の時間が持てない。家事や育児が成り立ったとしても、お互い仕事をして家事をしたらもう寝る時間…やることなら追われてしまい、ゆったりと過ごす時間が減ってしまったこと。また、今日はこれをしなくていいか〜が許されなくなってしまうこと。
共働きで子育てをしていると、夫婦の時間を取ることは難しいです。
仕事が休みの日も、子供がいると2人きりの時間はほぼ無くなってきます。
職場の理解がない
💬29歳/男性/介護士/2人
周囲の理解や協力が得られない。「男性も家事や子育てをするべき」という考え方が、社会のなかにも少しずつ浸透しつつあります。しかし、実際の職場では、育休取得や時短勤務があたりまえという環境にまではいたっていません。忙しい時期であればなおさら、上司や同僚からの理解は得られにくいでしょう。
仕事をしながら子育てをすることに理解がある職場の場合、働きやすいですが、理解がない職場もまだまだあります。
理解がない職場で働きながら、子育てをするのは難しいですよね。
お金がかかる
共働きだからこそかかるお金があるという声もありました。
💬47歳/男性/保育士
共働きをするための経済的出費(保育園料、車の維持費、夕食が作れない時の外食費など)がかなりかかって、しかも、子どもと過ごす時間がなかなか持てないとなると、自分は何のために働いているのかということが分からなくなる時がある。
💬41歳/男性/会社員
幼稚園や習い事や学校で使うものやオムツ代などのために地味にお金が掛かる。特に妻が育児休暇中は収入も減るためかなり厳しかった。1人の時はあまり気にならなかったが、2人目は会社の景気も悪いせいかかなり思う。
子供や生活費のためと共働きを選択しても、結局子供との時間が取れなくなってしまうと、何を取るべきかわからなくなってしまいます。
子育てと仕事のバランスが難しいですね。
共働きでつらいと感じた家事・子育てはなに?
クラウドワークスにて20代~60代の共働きで子育てをしている男女25名を対象に、「つらいと感じた家事・子育ては何ですか?」とアンケートをとりました。(調査期間は2023年9月7日~9月14日)
その結果は、以下の通りです。
- 1位:食事の準備・片付け 19票
- 2位:子供のお風呂 9票
- 3位:洗濯 4票
- 3位:洗濯 4票
- 5位:掃除 2票
- その他(学業や習い事のサポート、歯磨き…) 4票
1位~5位までを、くわしく見ていきましょう。
1位:食事の準備・片付け
共働きでつらいと感じた家事・子育ての圧倒的第1位は、食事の準備・片付けでした。
💬50歳/男性/自営業
食事の準備が大変です。仕事が終わって帰って来てからご飯の準備が出来ない事が多い。結果、買って来たお弁当やお惣菜を食べる事が多いです。1番ひどい時期はテーブルにコンビニのオニギリを大量に置いておいて、各々が好きに食べる事もありました。
💬36歳/女性/パート
食事の準備がとにかくバタバタしていて、ゆっくり出来ていない為、満足いく食事を作れていない。
💬40歳/女性
共働きで子育てがつらいと感じた家事は、やっぱりダントツで料理です。料理は、手抜きをしたいところですができないので、休日にいろいろ下準備をして冷凍したりしています。しかし、もっと楽にできる方法を考えたいです。
💬38歳/女性/医療従事者
帰宅してからの食事の準備です。時間に追われ、子供はお腹がすき不機嫌になり、こちらもイライラする負のループ状態でした。主人は仕事も遅く出張も度々あったので、ワンオペのことも多く、悲惨な状態の時もありました。
食事と一言にいっても、買い物に行って、料理をして、子供に食べさせて、自分も食べ、食器の後片付けもしなければいけないので、とても大変です。
料理を作って後片付けをするだけでも時間がかかりますが、子供が小さい頃はなかなか食べてくれなかったり、好き嫌いをしたりと、スムーズにいかないことが多いです。
本当は、ゆっくりとご飯の時間を楽しみたいと思いますが、共働きだと難しいですよね。
2位:子供のお風呂
共働きでつらいと感じた家事・子育ての第2位は、子供のお風呂でした。
💬32歳/女性/会社員
0歳が2人いるため、片方が仕事で帰りが遅いとどちらか一方がお風呂に入れることになるが、どう頑張っても腰が据わったばかりのこども2人をお風呂に入れるのは困難。申し訳ない気持ちにはなるがどちらかの子供が泣き叫んでいる状態でのお風呂となる。
お風呂は溺れたり、転んで怪我をする可能性があるので、ひと時も子供から目を離せないです。
そんな中、子供をお風呂に入れて、自分もお風呂に入らなければいけません。
お風呂にゆっくり入ることは、難しいですよね。
3位:洗濯
共働きでつらいと感じた家事・子育ての第3位は、洗濯です。
💬41歳/男性/生活支援員
自分自身としては掃除洗濯が大変であり、理由としては仕事が予定どおりに進まなかったり、家族や親族の理解が得られないことが多くあり、自分の時間が取れないのと子どもとの時間が取れないので毎日掃除洗濯だけで疲労感を感じてしまうことです。
洗濯をしないと、どんどん溜まっていき、後々大変になりますよね。
洗濯したばかりなのに、子供が「明日使うから体操着洗濯して!」なんてこともよくあります。
3位:寝かしつけ
共働きでつらいと感じた家事・子育ての第3位は、洗濯と同率で寝かしつけでした。
💬38歳/女性/サービス業
どうしても夜寝る時間が9時頃と遅くなってしまうのですが、9時に消灯しても子どもは保育園でお昼寝してくるためまだ眠くないこともあり、寝かしつけるのに時間がかかり、それが辛いです。また、朝早く起きなくてはならず、寝る時間が遅いと朝子どもが起きられなかったり、寝起きの機嫌が悪かったりするのもストレスです。
体力があり余っていて、なかなか寝てくれない子供がいますよね。
そして、夜寝ないと朝も起きれなくて、負のループになってしまいます。
5位:掃除
共働きでつらいと感じた家事・子育ての第5位は、掃除でした。
💬32歳/男性/物流業
仕事の後、家の清掃に時間を割けず、家が乱雑になり、ストレスの原因となります。
子育てをしていると、いつの間にか家が汚くなります。
おもちゃだけではなく、いろんなものが散らばっていきますよね。
共働きだと時間がない中、掃除をしなければいけないので細かいところまでじっくりと掃除をするのは難しいです。
共働き家庭が感じる「つらさ」を軽減する6つの方法
ここまで、共働きで子育てをする「つらさ」を解説してきました。
この「つらさ」を軽減する具体的な方法を紹介していきます。
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
ミールキットを利用する
共働きでつらいと感じた家事・子育てでは、1位が食事の準備・片付けでした。
そこでおすすめしたいのが、ミールキットの宅配サービスです。
ミールキットとは??
下処理済みの食材とレシピがセットになったもののこと。
ミールキットの宅配サービスを利用すると、自宅に食材が届くので、買い物に行く必要がありません。
重たい荷物を持つ必要がなく、子供を連れて買い物に行かなくてもよくなります。
さらに、ミールキットの場合、以下のようにメリットがたくさんあります。
- 献立を考える必要がない
- 調理の時間と手間を短縮することができる
- 洗い物が減る
出来合いの総菜や冷凍食品ではないので、出来立てのご飯を子どもに食べさせることができます。
ミールキットは1食500円~1,000円と、スーパーで購入するより値段が高いです。
しかし、その分メリットが多いので、非常におすすめです。
私もミールキットを利用していますが、スーパーに行く回数が減り、余計なものを買わなくなったので、自炊とあまり食費は変わっていません。
ミールキットを利用すると、時間に少し余裕ができて、子どもとの時間や自分の時間を増やすことができるよ!
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ネットスーパーを利用する
ネットスーパーを利用すると、食料品や日用品を自宅に届けてくれます。
買い物に行かなくていいので、時間を節約でき、重たい荷物を持つ必要もなくなります。
一方、スーパーで購入するより値段が高い、自分の目で見て商品を選べないなどのデメリットもあります。
商品の質や値段の安さより、買い物にかかる時間や手間を省きたい人におすすめです。
ネットスーパーは高いイメージだけど、子育て世帯や高齢者世帯は送料無料や割引が適用になってお得に利用できる場合が多いよ!
家事・料理代行サービスを利用する
共働きで子育てをしていると、時間がない中、家事や料理をしなければいけません。
そこで、家事・料理代行サービスを利用して、息抜きをする方法があります。
家事代行サービスとは??
家事代行サービスとは、洗濯・掃除・料理など日常の家事を代行してくれるサービスです。
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ベビーシッターを利用する
子育てから、少し離れて自分の時間を過ごすことは、すごく大切です。
そこで、ベビーシッターを利用してみてはどうでしょうか?
1時間あたり1,600円~2,000円と、お金がかかります。
しかし、こども家庭庁ベビーシッター券が利用できたり、会社によっては福利厚生でベビーシッター補助券が利用できる場合があります。
他にも、自治体によって補助制度がある場合もあります。
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非常に便利な家電がたくさんあります。
家事を家電に任せると、家事がぐっと楽になりますよ!
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- ロボット掃除機
- 乾燥機付き洗濯機
- 布団乾燥機
- 衣類スチーマー
私は実際に、食洗器と乾燥機付き洗濯機を利用しています。
食洗器は、洗い物をしなくていいだけではなく、手が荒れる心配もないので、非常におすすめです。
家事分担アプリを利用する
共働きで子育てをしている人を対象につらいと感じた瞬間のアンケートを取ったとき、「ワンオペになること」という声がありました。
やらなければいけないことが明確にわからず、家事をしないという人も多いのではないでしょうか?
そこで、家事の量を可視化できる家事分担アプリがおすすめです!
家族構成や家事ができる頻度などを登録すると、いつ何の家事をやれば良いかカレンダーで確認することができます。
夫婦で協力して家事ができるようになります。
まとめ
今回の記事では、共働きで子育てがつらい理由やつらさを軽減する方法を紹介してきました。
共働きで子育ては、自分の時間や子供との時間が取れない、仕事に熱中できないなどつらいということがよくわかりました。
そんなつらい家事・育児を少しでも楽できる方法は、以下の5つです。
- 食材宅配サービスを利用する
- 家事代行サービスを利用する
- ベビーシッターを利用する
- 便利家電を購入する
- 家事分担アプリを利用する
働きながらもつらい家事・子育てにならないよう、社会資源やサービス、家族などを頼って生活できると良いですね!